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『完全解読 ヘーゲル『精神現象学』』竹田 青嗣、西 研 著

完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 (講談社選書メチエ 402 完全解読)完全解読 ヘーゲル『精神現象学』 (講談社選書メチエ 402 完全解読)
竹田 青嗣 西 研

講談社 2007-12-11
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▼『自分を知るための哲学入門』『現象学入門』などの著書がある竹田青嗣氏と、その“弟分”で『哲学のモノサシ』『哲学的思考』などの著書がある西研氏の2人が、難解を極めると言われる“近代哲学の完成者”ヘーゲルの『精神現象学』を、原典に忠実に依拠しながら精緻に紹介。現代思想がもたらした「近代観念論哲学、そして主観主義的形而上学」としてのヘーゲル哲学像を180度“転回”させ、まったく新たなヘーゲル哲学像を打ち立てようとしている。本書を読み進むうちに立ち現れてくる「社会哲学と人間本質論とが、完全に有機的な形で結合されている、言いかえれば人間本質論がまさしく社会理論の基礎をなすという仕方で両者がリンクされている」ヘーゲル哲学とはいったいどのようなものなのか? ヘーゲルは、近代社会が行き着く先としての現代社会に対してどのようなヴィジョンを抱いていたのか?――記述は決して平易ではないが、テキストの読み直しによってヘーゲル哲学の新しい可能性をさぐる試みにはかなり興奮する。

『ハイデガー』(入門・哲学者シリーズ4)貫 成人 著

ハイデガー―すべてのものに贈られること:存在論 (入門・哲学者シリーズ 4)ハイデガー―すべてのものに贈られること:存在論 (入門・哲学者シリーズ 4)
貫 成人

青灯社 2007-11
売り上げランキング : 153921

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▼『図説・標準哲学史』『哲学ワンダーランド』などの著書がある哲学者の著者が、「存在」について徹底的に考察したドイツの哲学者・ハイデガーの哲学の全体像を解説。「なにかがあるとはどういうことか」という人間存在すらも巻き込む、この大きな問いに挑んでいったハイデガーの哲学の軌跡を、じっくりていねいに、しかも明快にわかりやすくたどりなおしている。今までハイデガーの哲学がよくわからなかった人も、この1冊で目の前の視界が一気に晴れるような気分になるのではなかろうか。ハイデガー哲学入門のためのかなり良質な1冊だ。

『ニーチェ』(入門・哲学者シリーズ1)貫 成人 著

ニーチェ―すべてを思い切るために:力への意志 (入門・哲学者シリーズ 1)ニーチェ―すべてを思い切るために:力への意志 (入門・哲学者シリーズ 1)
貫 成人

青灯社 2007-10-03
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▼『図説・標準哲学史』『哲学ワンダーランド』など、初心者向けにわかりやすい著書を多数上梓している哲学者の著者が、“現代思想の源流”の1つであるニーチェの思想の全体像をコンパクトに概観。「神の死」を宣言し、道徳を否定し、自我を無価値だと言い、「一見すると、ひどくなげやりで救いのないものに見える」彼の思想の真意を、中学生でもわかるほどに噛み砕いて解説している。この本を読んでなお「ニーチェの言いたいことがわからない!」とは言えぬほど平易である。ニーチェ入門は、まず本書から!

『フーコー』(入門・哲学者シリーズ2)貫 成人 著

フーコー―主体という夢:生の権力 (入門・哲学者シリーズ 2) (入門・哲学者シリーズ 2) (入門・哲学者シリーズ 2)フーコー―主体という夢:生の権力 (入門・哲学者シリーズ 2) (入門・哲学者シリーズ 2) (入門・哲学者シリーズ 2)
貫 成人

青灯社 2007-10-03
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▼『図説・標準哲学史』『哲学ワンダーランド』などの著書がある哲学者の著者が、現代思想の巨人・フーコーの哲学の全体像を解説。理性、真理、人間、生命、主体の価値を問い、現代の管理社会や福祉国家が抱える問題をもあぶりだす射程をもつ彼の哲学の詳細を、西洋哲学の予備知識がない初心者にも十分にわかるように明快に示している。著者は、「もし『哲学』の本を一生に一冊しか読まないつもりならフーコーを読むのがいい、とつねづね学生には話している」という。その著者の言葉の意味は、本書を読むことで納得できるはずだ。フーコー哲学入門の最初の1冊にふさわしい。

 

『カント』(入門・哲学者シリーズ3)貫 成人 著

カント―わたしはなにを望みうるのか:批判哲学 (入門・哲学者シリーズ 3) (入門・哲学者シリーズ 3) (入門・哲学者シリーズ 3)カント―わたしはなにを望みうるのか:批判哲学 (入門・哲学者シリーズ 3) (入門・哲学者シリーズ 3) (入門・哲学者シリーズ 3)
貫 成人

青灯社 2007-10-03
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▼『図説・標準哲学史』『哲学ワンダーランド』などの著書がある哲学者の著者が、西洋哲学のビッグネーム・カントの哲学の全体像を明快に解説。「冷静で形式ばって見えるカントの議論」を「切羽詰まった、実存的苦闘」として生き生きと描き出している。「中学生にも分かる、はじめての哲学者全体像」というキャッチフレーズどおり、文章はかなりわかりやすく読みやすい。しかも、重要なポイントが少しも漏れることなくとりあげられている。カント哲学入門の最初の1冊にふさわしい。

『マンガ フロイト入門』リチャード・アッピグナネッセイ 著

マンガ フロイト入門マンガ フロイト入門
R. アッピグナネッセイ O. サラーティ 小林 司

講談社 2007-07-20
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▼著者は、社会芸術史の研究者にして、作家・詩人である。その著者が、フロイトの生涯や精神科医として出遭った症例、そしてそこから導き出された概念について、重要なポイントを明確に指摘している。マンガ形式で話が展開しているので、いたって読みやすい。また、巻末には、「精神分析小辞典」と読書案内がついていて便利だ。わからない基本用語もすぐに引いて確かめることができる。フロイト精神分析学をはじめて学ぶ初心者が最初に読む入門書としてふさわしい。

『ホワイトヘッドの哲学』中村 昇 著

ホワイトヘッドの哲学ホワイトヘッドの哲学
中村 昇

講談社 2007-06-08
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▼『いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか』『小林秀雄とウィトゲンシュタイン』などの著書がある哲学者の著者が「読者の方々が、ホワイトヘッド自身の本を手にとってみようか、という気になられることだけを目指した」入門書である。たしかに、かなり難解なホワイトヘッドの哲学が、専門知識のない初心者にもわかるように書かれていてわかりやすい。“「過程」(process)こそが「実在」(reality)する”ととなえたホワイトヘッドの言葉の意味が端的に理解できる。こんなに楽しく読めたホワイトヘッドの入門書は初めてである。

『マンガでわかる哲学入門』富増 章成 著

マンガでわかる哲学入門マンガでわかる哲学入門
富増 章成

洋泉社 2007-04
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▼著者は、『図解だから世界でいちばん分かりやすい哲学入門!』『哲学の小径』など、哲学・思想に関するわかりやすい入門書を何冊も著している大手予備校講師である。その著者が、マンガと文章で、西洋哲学のビッグネーム――ソクラテス、プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ、サルトル――の哲学のポイントを、中学生でもすんなりわかるくらい平易に示している。まずマンガで各哲学者の哲学の基本を大まかにつかみ、それから文章でさらにくわしく、あるいは補足しているので、哲学にまるでなじみがない初心者でも抵抗感なく読み進めることができる。この本を手がかりに、興味をもった哲学者の入門書へと進んでいくとよいであろう。

『1冊でわかる フーコー』ガリー・ガッティング 著

フーコーフーコー
ガリー・ガッティング 井原 健一郎

岩波書店 2007-02
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▼著者は、米国で大学教授を務める哲学者。フランスの現代哲学が専門である。その著者が、現代思想の巨人の1人・フーコーの哲学をコンパクトに描いている。「私たちの社会を規定しているさまざまな規範的排除に反対」し、固定したアイデンティティにからめとられることを忌み嫌ったフーコーは、何をテーマにし、そして彼自身の哲学のなかで何を語ったのか?――文体は決してやさしくはないが、170ページそこそこの紙幅のなかに、その答えのエッセンスがぎっしりと詰まっている。ある程度哲学の予備知識がある人向けのフーコー入門書。

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プロフィール

Author:えすくろ
「西洋哲学&倫理学を知るブックガイド」管理人のえすくろです。もう遠〜い遠〜い昔に大学院で宗教学を専攻。それ以来、聖書&キリスト教、仏教&仏教経典、西洋哲学&倫理学、社会学(とくに宗教社会学)について広〜く浅〜くたしなみました。今は某大学通信教育課程の非常勤講師として哲学系・社会学系の科目を担当しています。

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